職員の専門性向上と国際的な保育・教育の知見獲得を目的として、SOUグループとして今回3回目となる海外研修を実施いたしました。
研修期間:2026年6月15日(月)~6月20日(土) 研修地:ニュージーランド 参加者:本社および各施設の職員11名 研修内容:現地の保育・教育施設の視察, 保育プログラムの学習, 職員間の国際交流および意見交換
今回の研修で得た知見をもとに、以下の取り組みを進めてまいります。
- 保育・教育プログラムの改善
- 職員研修の体系化
- 国際的な教育機関との継続的な連携
- 各施設への研修成果の共有と実践支援
今後も、子どもたちのより良い成長環境を提供するため、職員の学びと成長を支える取り組みを継続してまいります。
●ニュージーランド海外研修実施
~ニュージーランドの保育に触れ、私たちの保育を見つめ直す~
全国各地の現場から集まった知見を持ち寄り、世界の保育へ。
2026年6月15日(月)~6月20日(土)に、SOUキッズケアグループの各拠点から、保育士・施設長・本社スタッフ計11名が参加し、海外研修を実施しました。 地域や立場を超えて学び合い、それぞれの現場で培った経験を持ち寄ることで、新たな気づきや価値が生まれます。 グループだからこそ生まれる「つながり」と「学び」、そして新たな挑戦をご紹介します。

1. 海外研修の目的
保育の仕事には、日々の実践を振り返り、新しい視点を取り入れ続けることが大切です。
普段の保育の中では、いつの間にか「当たり前」になっていることもあります。
海外の保育に触れることで、日本とは異なる保育環境や文化を知る、自分たちの保育を客観的に見つめ直す、子どもへの関わり方について考える、新しい環境づくりのヒントを得る、職員自身の視野を広げる、などたくさんの学びがあります。
そして、学んだことを各園へ持ち帰り、子どもたちのより豊かな育ちにつなげる。それが、SOUキッズケアが海外研修を行う理由です。
2. ニュージーランドの保育に触れて
今回の研修では、4つの保育施設等を訪問しました。
それぞれの施設で環境や文化、保育の方法には違いがありましたが、その中でも共通して感じられたのが、「子ども自身が主体となって・・・」という考え方でした。
保育者がすべてを決めるのではなく、子ども自身が遊びや活動を選択できる環境。「やってみたい」という気持ちを起点に、子どもの遊びが広がっていきます。
保育者は必要以上に介入するのではなく、子どもの姿を見守りながら、必要な場面で支える。そこには、子ども自身が考え、試し、気づく時間を大切にする保育がありました。


3. 自然そのものが「学びの環境」
ニュージーランドの保育で印象的だったのが、自然を身近な学びの環境として捉えていることです。
園庭や草木、季節の変化、屋外での遊び。身近な環境との出会いが、子どもの興味や探究心を引き出します。
「なんでだろう?」「これやってみたい」「どうなるんだろう?」そんな子どもの好奇心を、保育者が大切に見守ります。



4.「ラーニングストーリー」という考え方
今回の研修で印象に残った取り組みの一つが、ラーニングストーリーです。
これは4施設全ての施設が実施しておりました。子どもひとりひとりの日々の成長記録が保育室内に設置してあり、いつでも閲覧できるようになっています。子ども自身もそれを閲覧することで、子どもの自身の自己肯定感も育みます。
また、ラーニングストーリーは、子どもの「できた・できない」だけを見るのではなく、何に興味を持ったのか、どんなことに挑戦したのか、どんな気づきがあったのか、どのように学びが広がったのかという、子どもの学びのプロセスを大切にします。
写真や言葉で子どもの姿を記録することで、保育者自身が子どもの理解を深めるだけでなく、保護者と子どもの成長を共有することにもつながります。

5. 保護者も「子どもの育ちを支えるパートナー」
現地で感じたもう一つの大きな学びが、家庭と園とのつながりです。
家庭での子どもの姿や興味を保育に取り入れ、園での育ちを家庭へ伝える。園と家庭、それぞれの視点を持ち寄ることで、子どもをより深く理解することができます。
SOUキッズケアでも、保護者の皆さまと一緒に子どもの成長を喜び、支えていく関係を大切にしていきます。
6. 日本の保育の良さにも気づいた瞬間
海外の保育を見たことで、日本の保育が持つ良さも改めて感じました。
一人ひとりに寄り添う丁寧な関わり。子どもの体調や生活に合わせた細やかな対応。四季や行事を通した文化との出会い。自他ともに思いやりや協力する心を育てる保育。
海外の保育が優れていて、日本の保育が劣っているということではありません。
それぞれの国や文化の良さを知り、自分たちの保育を見つめ直す。それも今回の研修で得た、大切な学びでした。
帰国後は、参加メンバーでふりかえりを行い、それを保育者に共有より保育を深めることができました。


7. SOUキッズケアが目指す保育
日本の保育が大切にしてきたこと、ニュージーランドで出会った新しい視点、その両方を大切にしながら、SOUキッズケアだからこそできる保育を私たちは追及し続けます。
子どもが自分らしく過ごし、「やってみたい」「もっと知りたい」「できた!」という気持ちを持てる環境をていねいにつくり、
そして、子どもだけでなく、職員自身も学び、成長し続けられる会社でありたいと考えています。
これからもSOUキッズケアは、職員の学びを大切にしながら、より良い保育を追求していきます。
